数か月でお別れしてしまったPCX初期型(JF28)を振り返る

どーも!物欲ライダーです。

今回は初めてサブバイクとして購入したPCX初期型(JF28)について振り返ります。

と言いたいところですが、納車後数か月で事故で廃車となってしまったためあまり振り返るような思い出がありません。

それでも初めてのサブバイクとして感じたことはあったので紹介します。

注意
この記事は記事執筆時点から過去のことを振り返りながら書いています。

通勤快速と呼ばれる原二クラスは伊達じゃない

このPCXを買う前までは正直なところ

「通勤快速っても所詮都内の話だし、125ccは125ccでしょ?」

なんて思っていました。しかし購入後慣らし運転を終えた頃から原付二種というクラスに対する印象がガラッと変わりました。

とにかく速いんです。

この125ccクラスのバイクは実際には125cc未満の排気量ですので高速に乗ることができません。走行可能な道は下道に限定されます。

高速道路を走行するには圧倒的にパワー不足なのですが、下道に限定したらどうでしょう。軽くスロットルを開けてあげるだけで80km/hまで到達するパワー、125ccクラスだからこその車体の軽さ。

下道を走るのにこれほど適したバイクだとは思いませんでした。

50ccの原付では走行する道路の法定速度が60km/hであったとしても30km/hで走行しなければなりません。

これが思いのほか怖いんですよね・・・周囲の車が60km/hの法定速度で走っていたとしても30km/hだと法定速度の半分です。

原付だとそもそも幹線道路の流れに乗ることは、ほぼできません。自分が走っているすぐ横を車が勢いよく抜き去っていくのです。横を通過する車の車体が大きければ大きいほど横風に煽られることも多くなります。

PCXであれば制限速度は車と同じ法定速度になります。そして幹線道路を走行する車の流れに乗るためのパワーも十分です。加えて車よりも遥かに優れた機動性。原付二種が“通勤快速”と呼ばれる理由がなんとなく分かった気がしました。

すり抜けは少し苦手

あまり褒められた行動ではありませんが、PCXのすり抜け事情についても触れておきますね。

PCXは125ccクラスの中でも比較的大きな車体を持ったバイクです。通勤時間帯の都心の道路(環八とか山手通りとか)をすり抜けながらズンズン進むことに関してはアドレスV125やDio110に軍配が上がります。

ミラーを小型の物に交換したりバーエンドを取り払ってしまえば多少は勝負できるようにもなりますが、車体の大きさはどうにも対策ができません。

都内のすり抜けをメインに考えるユーザーはおとなしくアドレスV125やDio110を買いましょう。

私も当時はガンガンすり抜けをしながら都内を走っていましたが、最近はすり抜けそのものをほとんどしなくなりました。というかすり抜け危ないですよ・・・マジで・・・

直進安定性は原二クラス最高レベル

比較的大柄な車体を持っていることもあり、PCXは直進安定性がとても優れていました。

最近はヤマハの三輪バイクであるトリシティが登場したりしてクラス随一ではないかもしれませんが、それでも優れた直進安定性を持つことに変わりはありません。

特に流れている幹線道路を走っている時に安定して走れるということで、比較的長距離の移動であってもそう疲れることなく移動できますね。トラックの横や後ろだと乱気流のようになった風で体力を持っていかれたりするので・・・

事故は突然に

納車当時から満足して乗っていたPCXですが、納車数か月にして初めての事故にあってしまいました。

今まで車、バイク共に無事故でしたので事故後のやり取りなど苦労することも多かったです。

原因は車側にありました

事故の発生現場は見通しの良い直線道路でした。路線バスがすれ違うような広さはありますが、車線は引いてなかったんです。

私がPCXで直進していると対向車が急に右折しようとウインカーを点灯し曲がり始めました。

「ウソだろ、おい・・・」と思いながら急ブレーキをかけましたが、普段練習していてもなかなかその時になるとできないもんですね・・・

見事フロントタイヤがロックしたPCXは私共々、横滑りしながら急な右折を始めた車に激突しました。

事故発生当時はアドレナリンが出ているせいか痛みを全然感じなかったのですが、結構な外傷でしたので救急車を呼んでもらい人生初の救急車に乗ることができました。

救急車に乗る直前でドライバーが出てきて発した第一声は今でも忘れません。

「私、悪くないですよね?」

病院での治療を終えてからは警察署に向かい、現場検証の結果などなど聞きました。警察の方も「悪いのは車の方なので、裁判を起こせば勝てると思います。ですが、お互い走行中だったので10:0にはならないと思いますよ。」とのことでした。

ケガの程度も治療に数か月を要するようなケガではなく、私自身も裁判を起こして長々とやるよりも、一刻も早く事故のことを忘れたいという思いが強かったため示談での解決となりました。

保険屋とのやり取りは手探りで色々と勉強しましたが、色々と交渉した結果、過失割合も9.2:0.8で車側の過失が大きいということになりましたので、勉強した甲斐はあったかと思います。

バイクは車と事故ったら勝てません(物理的に)

今回の事故で納車数か月しか経過していないPCXは廃車となりました。

外装はもちろん、フレームもなかなかひどい状態だったらしいです。

事故った時にバイクは車に勝てないことを実感しましたね・・・今までは「そりゃそうだろうなぁ」とぼんやり思っていただけでしたが、実際に体験すると思い知らされます。

事故を回避するためのパニックブレーキの練習や緊急回避の方法なんかも多少は練習していたのですが、事故を目の前にするとダメでしたね。もっと体に染みつくまで練習しないと役に立ちませんね・・・

さいごに

事故後しばらくはバイクそのものに乗ることが怖かったのですが、バイクを降りようと考えたことはありませんでした。

この事故の一件以来、他者が運転している車やバイクの挙動にとても敏感になりました。

この車はこの後こんな動きをするんじゃないか?

今曲がり角に見えた車、周りがよく見えないからとりあえず出てくるんじゃないか?

これは事故から学んだ大事な教訓として、今でも私の中で残っています。

一生のうち事故にあう確率は高くないかもしれませんが、事故によって命を落とすライダーもいる中で後遺症もなく事故から生還できたことは不幸中の幸いでした。

二度と事故にあわないようライダーとして対処できることは対処していきたいと改めて思わされる一件でした。

そして事故によりわずか数か月でお別れとなってしまった初代PCX。短い間だったけども原付二種の楽しさを教えてくれてありがとう。

それでは!

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